TOWARDSのこと vol.1

ブランド立ち上げから2年経過してふと思いました。


皆様に TOWARDS がどんなブランドで、テーマで家具をデザインし、

日頃どんな仕事をしているのかお伝えできているのかと。


というわけで今回は複数回に渡ってトーズの製品についてご紹介したいと思います。


TOWARDSの家具は、デザインにかなり特徴がありますが、主にヨーロッパはフランスで多く見られるデザインをベースにしています。

アールデコ時代の物、産業革命時の工業的な物、長く愛され現代に引き継がれるデザインはどれも美しく、

アンティーク家具としても大人気のヨーロッパ家具ですが、このようなデザインは日本の住宅の内装には合わないのでは?

というお話しをよく聞きます。


実はそんなことはありません。

明治から大正時代には随所にアールデコ時代の意匠が取り入れられており、

日本人独自の解釈で和家具のデザインと融合して、素朴だけど味がある家具が多く見られます。

伝統あるホテルやレストランは勿論、最近流行りの古民家と呼ばれる昔ながらの住宅にも置かれています。

このような場所に行くと不思議と落ち着く感覚を覚えるのではないでしょうか。

少しデザインや素材、使う環境が異なるだけで、日本人はこのようなデザインに長く触れ合ってきたんですね。

さて、ここで少しTOWARDSの家具をご紹介したいと思います。

こちらは DEUS Chair

背もたれから座面まで一体となったフレームが美しく、座る人を優しく包み込みます。

1940年代のフランス皇帝のために作られた椅子ですが、華美な装飾を無くしてすっきりとモダンな印象にリデザイン。

側面や背面から見える真鍮の鋲が当時の面影を残しながら良いアクセントとなっています。

木部や生地の色を組み合わせることで様々な表情を見せてくれますね。

こちらは REGINA Table

TOWARDS大人気のテーブル。

無垢材をたっぷりと使ったボリュームのある脚部が特徴です。

このような形状は、丸い脚であれば機械で加工ができますが、四角い形状は機械と手作業の両方が必要なため非常に時間と手間がかかります。

それだけにいつまでも見ていて飽きない迫力と美しさがあり、空間の主役となるデザインです。

特注サイズのオーダーもよくいただいております。

こちらは FACTORY Pendant


このような形状を見たことがある方も多いと思います。


いわゆる産業用の工場に吊るされていた照明器具がモチーフとなっていますが、一般的にはエナメル塗装のツヤっとした物が多いのではないでしょうか。

TOWARDSの商品は、使い古したようなアンティーク風の独特な特殊塗装をしています。

素朴だけどしっとりとした質感は、住宅に吊るしても違和感なく溶け込み、空間のアクセントとなってくれます。


上記はほんの一部ですが、TOWARDSには様々なコンセプトを持った家具や照明があります。


現代ではよりシンプルなデザインが好まれるようになりましたが、それだけ個性のないありきたりな空間になりがちです。

コロナの時代となった今、自宅で過ごす時間が増え、空間自体の豊かさが身体、精神に与える影響が大きくなっているように感じます。

それぞれの家具に個性があって、過度に主張せず、現代の暮らしにすっと馴染むこと。

安かろう悪かろうではなく長く愛着を持って家具を楽しみ、育てること。

受け継がれたデザインを大事にしながら、私達はこのような想いを持ってブランドを立ち上げました。

ぜひ実際に見て、触れて、こんなデザインがあるんだ、こんなコーディネートの仕方があるんだと感じていただければと思います。